2011年7月24日日曜日

雨の庭を眺めながらお茶…

林原美術館で開催中の「中国の工芸」のギャラリートークに行ってきた。
台風を前に朝から雨が降るという悪コンディションの中、熱心な美術ファンの方々が集まっていた。
解説するのは同館学芸員。
主に林原一郎氏が集めた中国殷時代の青銅器や清朝の七宝、玉、乾隆ガラス、陶器を展観。
かなりの展示品が、今回初公開とか。
確かに林原美術館の収蔵品の中ではちょっと異質なもの。
これまでなかなか公開出来なかったのも頷ける(笑)。
特に清朝の工芸品はまだまだ評価の途上にあるもので、研究もあまり進んでいないとか。
確かに漢民族にとっては女真族の清朝の工芸は評価したくないわな〜(笑)
っで、ギャラリートークだが、最近の若い学芸員っていろんな意味で勉強しているって感じが。
自らの研究だけでなく、その研究を素人に伝えるために、いろいろな資料を用意し、また、話の中に小ネタを仕込むなど…かなりの準備をしていた様子がうかがえる。
これまであまり興味の無かった七宝だが、学芸員の解説を聞くうちに、七宝もなかなか面白いな〜って気分に(笑)
っで、ギャラリートークの後は、同美術館の庭を眺めながら、お菓子とお茶をいただく。
雨に濡れて鮮やかな緑色を見せる庭とお茶、お菓子…贅沢なひとときを楽しむことが出来た。

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