2011年12月25日日曜日

久しぶりの「隠れ家」

天で焼肉の後、会社近くの「隠れ家へ」。
天で肉ばかり食べていたので、〆のご飯がほしくなって…。
っで、まず出てきたのが、太刀魚の造り。
お客さんが釣ってきたとか。
っで、太刀魚って、下手に釣ったりすると、胴に傷がついて散々なのだが…とってもきれい。
上手に釣ってある。
っで、身のしまりが最高で、ぷりぷり。
薄い魚なのだが、とても肉厚な感じで…。
う~ん、美味い!
続いてはご飯もの。
無理言って雑炊をお願いする。
っで、出てきた雑炊は、カワハギの雑炊。
淡白な魚だが、その淡白さが薄味の雑炊にぴったり。
その上、カワハギの身もプリプリ感があって最高。
アツアツの雑炊を食べて、体がほかほかに。
そして、もうひと品。
松前漬け。
もー私の大好物!
こちらはしっかりと漬かって、濃い味。
大好物中の大好物の数の子が美味い!
ホンマ、〆にぴったりの数々でした!

焼肉「天」

何度かブログにも登場しているが、焼肉の天で陸上競技関係者の懇親会。
今回は山陽女子ロードの計測関係でお世話になっている東京の会社の方と。
ここの社長が「天」と天の社長のお父さんが経営する東風が大好きで…。
さらに、天の社長が東京の叙々苑で修業時代にも…ってことで、東京から岡山に来る度にここで食事をする。
とにかく安くておいしいのが天のイイところ。
特に高い肉を置かず、若い客層に合わせているところが人気で、この日も満員!
タン、カルビ、ハラミ、ミノ、セセリ、丸腸、壷漬けカルビ、キムチ盛り合わせ、ゴマサラダ…腹いっぱい食べて飲んでも1人4000円。
ワイワイ楽しみながら肉を焼くならおススメの店。

2011年12月24日土曜日

浜ラーメン

名前の通り、浜にある。
いつ頃からあるのかな~。
気がつけば、食べていた…って感じ(笑)
店は超せまい。
とんこつ系のスープだが、店がせまいので、スープが鍋の中でグラグラと…っていうわけにはいかない。
冷蔵庫からペットボトルに入ったとんこつを行平に移し、注文が合った分だけスープを作る。
だけど、美味い(笑)
スープもそうだが、麺の具合も、イイ感じにスープに絡み、良く合っている。
さらに、もやし、オーダーを受けるたびに湯がくので、シャキシャキ感ともやしのエグさが残っていて…これがまた美味い!
叉焼は肉をぐるりとまいて作ったもので、厚めに切ってあるのもうれしい。

ついでに言うと、ここの主人と店の女性の関係が気になってしょうがない…ってところも味の内(笑)

久々の献血

先日、会社の近所の大型量販店前で、岡山県学生献血推進連盟のボランティアの子たちが声をからして献血を呼び掛けていた。
量販店ということもあり、家族連れが多く、反応はいまいち。
でも、寒い中、ほんと一生懸命にPRする姿に、「こりゃ、おっちゃん協力せねば」と献血車へ。
実は、去年夏、献血センターで成分献血をしようとしたところ、「あまからさん、血がどろどろでできません」って言われた。
それ以来ショックで、献血を控えていたが、その日足りない血液は「O型」で私の血液型。
献血車は成分献血でないので可能かも…ってことで400mlをチョイス。
手続きを終え、まず、スポーツドリンクのボトルを持って献血車へ。
っで、無事、400mlを採り終え、車から出ると、ボランティアの学生が「アンケートを」って。
アンケート用紙に記入している間に、ドサドサドサっとグッズが。
最後に「シャンメリーはポケモンがいいですか、セーラームーンがいいですか?」って(笑)
もー子どもも大きくなってしまって、こんなのいらんな~と思いながら、K野くんの子供にでもあげようと思い「じゃ、ポケモンで」。
それにしても、たくさんのグッズ類。
シャンメリー、ジュース、ボックスティッシュ、歯ブラシ、ブランケットにエコバッグ、さらに最初にもらったスポーツドリンク…。
担当されていた方々の対応も良すぎるぐらいで…「何もそんなに気を使ってくれんでも…」と思ってしまうほど。
それだけ献血する人が少ないのか…。
私はドロドロ血液だから、カルピスのように6倍希釈…ってわけにはいかないのだろうか…。
などショーもない事考えながら、エコバッグに大量のグッズを入れ、会社に戻る。

陶泉

京橋町にある餃子屋というかラーメン屋というか…でも、餃子屋(笑)
看板には大きく「ぎょうざ」と書いてあり、その横にとっても小さく「ラーメン」とある。
それだけ、餃子には力が入っていると見るのが良いのか…(笑)
まっ、とりあえず店に入ると…早い時間帯ながら満席。
辛くも1席の空きが(人の中に席が埋もれて見えなかった)空いていたので、「餃子とラーメン」を頼む。
とにかく、みんな餃子を良く食べる。
1人3人前ぐらいは当たり前…だが、この日は、この後、人に会う予定があり(でも餃子は食べたい)、1人前で我慢、その分ラーメンで腹を満たす(笑)
っで、餃子は3人前程度を頼むと、2人前が先に出てきて、無くなりかけたころ残りがアツアツで出てくるのもこの店の良いところ。
でもって、私の餃子も超アツアツで登場。
表面カリカリ、中アツアツでジューシー。
さらに、見た目ほどギトギトしておらず、あっさりと食べることができる。
続いてラーメン。
店では「五目そば」となるわけで、野菜たっぷりのあっさりシンプルな塩味。
いわゆる、中華の五目そば系で、白菜、筍、人参、きくらげ…とたっぷりの野菜の味がスープに。
山盛りになったネギもうれしい。
そんでもって、醤油味の叉焼が美味い!
めったに五目そばは食べないのだが、ここのは味を楽しめる。


餃子腹いっぱいってのもイイが、五目そばとセットも捨てがたいって結論(笑)

2011年12月22日木曜日

かしわそば本原

笠岡、井原へ。
いつもなら、おっつぁんで笠岡ラーメンを食べるのだが、たまには違うところにしようときょろきょろしていたら、竹喬美術館前に「かしわそば本原」って店が。
お初の店はちょいと勇気がいるが、ここは一丁勇気を振り絞って…(笑)
っで、「おすすめ」って書いてあった「塩かしわそば」を食べる。
鶏とアゴ出汁って店内に書いてあり、さらに「魚」嫌いな人は「魚抜きと言ってください」な~んて書いてあるものだから「魚系嫌い」の私としては構えたが…意外とスッキリした味で魚臭さを感じさせずマル!
叉焼はもちろん鶏。
途中で醤油で炊いたような「皮」がやって来た(これが結構いける)。
これなら、醤油ラーメンも良さそう。
次回の笠岡行きが楽しみに(笑)

2011年12月21日水曜日

高松屋

JR岡山駅西口方面にあるうどんの店。
なんとなくうどんが食べたくなり、ふらり立ち寄る。
近くの岡山工業高校の教員ご推薦の店ってこともあり、味だけでなく量も…。
昼時結構込み合うこともあり、なかなか行けなかったのだが、今回は13時過ぎってこともあり、客はゼロ。
店のおばちゃん昼食中ってところに入店してしまったという間の悪い展開(笑)
っで、今回は昼の定食600円をいただくことに。
さて、何が出てくるか楽しみしていると…うどん、ドンブリ飯、おでん、冬なのに冷ややっこ…が、どどーんと。
うどんは、コシとつるつる具合が良好。
イイ感じの勢いでのどに飛び込んでいく。
っで、出汁は薄くもなく濃くもなく…程よい感じで、うどんにからみつく。
こんにゃく、大根、卵、チクワ、スジ…とうどんの陰に隠れたおでんもボリューム満点。
さらに、味もあっさりしていて食べやすい。
でもって、ご飯の炊き具合が最高!

すべてにお得感いっぱい。

全体的に古くからの店に言えることだが、「どうだ!」っていうような力みがない。
この店も、地元の人から大きな支持を得ている店。
こだわりだクソだと言わなくても、みんな美味しことを知っている。
このユルユル感がイイ。

2011年12月20日火曜日

東風で千屋牛三昧

久しぶりに東風で焼肉。
だけではなく、この日はまず「しゃぶしゃぶ」から。
きれいなサシが入っているじゃないですか。
さっと熱湯にくぐらせてポン酢だれ(私はゴマよりポン酢好き)でいただく。
え~~~って思うほど、ポン酢の酸味が消えて、肉の甘味がググっと出てくる。
2回ほど、ポン酢に肉をくぐらせただけで、ポン酢が甘くなっている…。
っでもって…鍋の中の湯にあまりアクが浮いてこない。

しゃぶしゃぶを堪能後、いざ、焼肉。
たれをつけるのはもったいない!ってことで、塩で肉の味を楽しむことに。
この日の肉は社長のセレクト。
まずは、前回大変美味しかった「バラ」。
焼肉用鉄板に乗せるとジワーっと脂が広がって…片面をちょっと焦げ目がつく程度に焼いた後、反対をさっと炙り、塩をして食べる…うわ~甘い!っで噛むうちに、肉の味が口の中に広がる…。

続いては、ツラミ。
通常のツラミならちょっと臭みがあるので「タレ」というところだが、社長自信満々だったので、これも塩で。
ちょっと、歯ごたえがある肉だが、噛めば噛むほど肉らしい味が…。
ツラミと言えば一番よく動いている部位。
それだけに、味も深い。

っで、極めつけは「山カルビ」。
肋骨(アバラ部)の間の肉だが、通常の和牛に比べ、デカイ!
っで、見るからに脂がのって…まるで大トロのよう。
これは、絶対ワサビでしょう、ってことで、ワサビと醤油で。
大トロもそうだが、良い脂身とワサビを合わせると、ツンとこない。
むしろワサビの風味が残るって感じ。
この山カルビ、ワサビの風味と肉の甘みが最高のコンビネーションを見せる。
こりゃ美味い!
思わず、もう一皿(笑)

そして、この日の〆は、しゃぶしゃぶの後の出汁で作った「雑炊」。
もっと、脂っこいのかと思えば…これがあっさり。
聞くところによると、脂よりコラーゲンが多いとのこと…。
こりゃイイわ~。

もちろん、千屋牛。
ほかの和牛よりはちょっと高め。
でも、一回この味を知ったら…引き返せません(笑)

2011年12月17日土曜日

「にうもうぜ」でランチ

中山下に「にうもうぜ」というスナック(?)がある。
私の上司に以前(15年以上前)から連れて行ってもらっていたのだが、先日、忘年会帰りに寄ったら、「ランチしてるんよ~。来てぇ~」ってことで、その時のメンバーでランチを食べに。
ここの店、ご主人が俳優の本郷功次郎さんのお兄さん(だったかな?)。
っで、やっぱ本郷功次郎さんに似てるわ~。
っで、奥さんは元宝塚。
奥さん発声がしっかりしているから声が大きい(笑)
そもそも、ランチで儲けようなんて気がないから「ランチあります」なんて看板、外から見えない。
前の週にうちの若い衆2人が行って、「来週、とんかつがええ!」なんて言ったもんだから、この日はとんかつ。
しかも、焼肉の岡山の有名店から豚肉を買ってきたってことで、やわらかくジューシーなお肉。
サラダはキャベツ、トマトが牛窓産という…ある意味商売度外視。
その上、「ニンジン葉で作ったふりかけあるで~」「ご飯のおかわりど~や」「白菜漬けたから食べぇ~」と出てくる出てくる…。
最後はコーヒーで〆て、700円。

奥さん店の前で我々が到着するのを待ってた…というから、参った!
来週はK野くんのリクエストで「ハンバーグ」。
リクエストした以上、食べにいかねばならない…。
水曜日の昼はいつもここになりそう!

2011年12月15日木曜日

やっぱ、豚まんは山珍

来客で昼飯を食いそびれる。
何となく、山珍の豚まんを食べたくなり…自転車でぶらぶら出かける。
1個では足りなそうだし…でも2個も同じ物を食べても飽きるし…ってことで、豚まんと牛まんを頼んだところ…牛まんは売り切れ…残念。
まっ、仕方ないので豚まん2個。
300円って値段はちょっと…って気がするが…叉焼やウズラ卵といった具がしっかり入っているのが美味い!
その上、辛子酢醤油との相性が最高に良い。
しっかりと皮部分にしみ込ませ食べると…う〜ん…最高!

2011年12月14日水曜日

押し寿司専門店「美園」の「焼さば寿司」

社内で47クラブ出店の岡山の名産を集めた即売会。
そこに出店していた押し寿司専門店「美園」の「焼さば寿司」がミョーに気になって…。
800円はう〜んと思ったが、1本購入し昼食用に食べる。
〆た鯖を使った鯖寿司とはちがい、焼鯖を乗せている。
香ばしさとフカフカっとした食感が、〆鯖とは違った味わいで…こりゃ美味い!
ただ、1本食べていると、途中で飽きてくる(笑)
「美園」さんにはぜひ、ハーフ&ハーフまたは、2切れずついろいろな味わいが楽しめるセットってのをお願いしたいものだ…。

ロイヤルホテルで会議+会議後の弁当

ロイヤルホテルで山陽女子ロードの会議。
会議後に弁当をいただく。
ロイヤルホテルってあまり食事に行くことは無いのだが、結構美味い。
今回の弁当はお造り、煮物、焼き物、天ぷら、ご飯、吸い物、茶碗蒸しのセット。
中でも私は煮物が好き。
とっても薄味なのだが、上品な出汁で炊いてある。
野菜の美味さを引き出しながら、最後にほのかに出汁の風味が…。
天ぷらは抹茶塩で食べるので、さっぱりいただける。
以前も宴会で和食をいただいたが、その時も上品な味だった。
こんな美味しい弁当付きの会議ならいくらでも…(笑)

ロイヤルホテルでケーキ

ロイヤルホテルで山陽女子ロードの会議。
会議前ちょっと時間があったので、知り合いの先生とお茶。
せっかくだからとケーキもセットで。
っで、何種類かのケーキを選ぶことができるのだが、一番美味しそうだった抹茶のケーキをセレクト。
これが結構ゴージャスで…。
抹茶のロールケーキの上にどっさり、黒豆が。
黒豆自体の甘さもしっかりしていて…その上金箔が散らしてある…何だかおせちの中の黒豆のよう(笑)
さらに栗。
っでロールケーキの抹茶も味が濃く美味い!
食べる前はあまり期待していなかっただけに、美味さにびっくり。
流石、ホテルメードのケーキ…。
恐れ入りました。

2011年12月12日月曜日

串輪家で忘年会×2

一週間に2回も串輪家で忘年会(笑)
1度目は職場での忘年会。
そして中1日空けて、陸上競技協会の忘年会。
私の職場は部単位ではなく、局単位で忘年会を行うため、どうしても大人数になってしま。
40人程度を収容できるところと言えば、ホテルか三好野のような宴会場しかない。
たまには別の場所での要望を受けて…ギリギリ40人なら入るぞ…しかも、安いぞ!の「串輪家」をチョイス。
実は、陸上競技協会の懇親会をここ何年も串輪家でやっていて、ここの鍋が美味いのは良く知っていた…ってこともあり、幹事のK野君に店を推薦して、局としては初めて忘年会を開くことになった。
っで、いろいろ鍋はあるが、豚シャブがお勧め。
立て続けに2度も食べることになるのだが、お構いなしに同じメニューに。
この豚しゃぶ、最初に昆布とニンニク10数個が鍋に入っているというちょっと変わり種。
野菜の山からモヤシを残して、白菜、エノキ、椎茸、シメジ、水菜、ニラ、そして豆腐を鍋に投入。
っでひと煮立ちしたところへ豚スライスを放り込み、いざ食うぞ!
ポン酢とごまだれがあるのだが、私はポン酢派。
これに一味をたっぷり入れてアツアツを食すと最高!
下味にニンニクの味と香り付いていて、体の奥から温かくなる感じが…。
っで、最後の〆が串輪家の鍋はラーメン。
ニンニク、野菜、豚を煮込んだ後のスープにラーメンを投入。
さらに、ここで、最後までとっておいたモヤシを加えると…イイ感じになる。
そして、麺をポン酢とたっぷりの一味で食す。
ちょっとコシがあるラーメンは煮崩れにくく、食べやすい。
ちょっとにおいは気になるが、体の中から温まり更に美味い!
串輪家の鍋、最高!
1週間に2度でも食べられる!今度3度ってのに挑戦しよう!

2011年12月11日日曜日

久々に京都の旅(番外編)

番外編はお土産。
今回は、京都と言えば「甘栗」(え?知らない?)ってことで、林万昌堂の天津甘栗を購入。
私、子どものころ、母の里(京都)から岡山に帰る時、いつも祖父が京都駅へ甘栗を持って来てくれた記憶があって…京都と言えば…の一つに「甘栗」が挙がる。
っで、京都でも甘栗の名店として名高いのが「林万昌堂」。
河原町に本店があり、ま〜狭い歩道に人の列が…。
並ぶの嫌いな私もしゃーなしに並ぶ羽目に。
でも、次から次へと出来上がる甘栗。
周囲は熱気むんむん。
香も凄く、並んでいても楽しみ楽しみ!
っで、並んだ甲斐あって、出来たてが手に入る。

家に帰って食べると、まだほのかに温かさが…。
っでまた、皮がピシッと割れて中からコロリと実が出てくる。
安物はなかなかこうはいかない。
渋皮が付いてみたり、皮が割れずに爪がどんどん黒くなっていったり…(笑)
150グラムなんてすぐ無くなった(笑)
京都駅の小田急でも購入可能とか…京都土産に是非!

久々に京都の旅6

やっと、京都の旅報告も最終回に。
いつまでかかっとんじゃ…と、お叱りを受けながら…。
最後の立ち寄り場所は北村美術館。
北村美術館は季節ごとの取り合わせを展示しているのだが…今回は「凩のころ」って展示。
凩って字が「木枯らし」で無いところがイイ感じ(漢字?)。
濃茶の茶碗が「古萩 銘 三笠山」最近萩焼の茶碗を見ることが多くなったが、元々が文禄・慶長の役の際、半島から連れてこられた陶工によって確立された焼き物…ってことで、高麗の器のような感じがするのだろうが…枯れた感じがして…これって、やっぱり凩って気が…。
っで、続き薄茶では薄茶器が「志野 輪花口」ってヤツで…向付にでも使うような小さな筒型の器だが…上から見ると花びらのようになっていて、それに同じ形をした塗りの蓋が付いている。
元々は薄茶器では無かったのではないか…それを薄茶器に見立てて使うところが…イイのかも…。
今回は「魯山人の美」と題して懐石には魯山人作品を中心に展示。
展示に関してパンフレットにも書かれていたが、魯山人作品が全体の重い雰囲気を和らげてくれているよう。
床の瓜形花入はとっても素敵だった。
こう言っては何だが…お客さんあまりいなくて…お一人様美術館のような…贅沢だな〜(笑)

2011年12月10日土曜日

中華のカレー

先日、山珍にふらりと立ち寄る。
っで、お腹減ったな〜ってことで、何かテイクアウトでも…。
メニューを見ると、カレー弁当スジってのがあって…こりゃ美味そう!
早速、オーダー。
会社に持ち帰り、いただく。
以前にもどこかで書いた覚えがあるのだが、神戸で中華のシェフをしていた私の親戚の台湾人が作ったカレーが超美味かった。
彼曰く、「中華のカレーはまかない料理の一つ。でもインドに負けない美味さよ!」ってことで、たまに我が家を訪れた時に作ってくれたりして…子供心に「ちょっと辛いけど、こりゃ美味い!」って。
っで、その体験があるから、中華のカレー=美味い!って私の中では出来上がっている。
さて、山珍のカレーはというと、どちらかというと、フツーのカレー(って何?)。
煮込んだようなカレーって感じで、ちょっと色が濃い。
しかしながら、でっかいスジの煮込みと煮卵、角煮がごろりんと入っていて迫力満点。
っで、スジの煮込みと煮卵、角煮、それぞれがまた、美味い。
ただ、カレーに混ぜ込んで食べなければならない理由ってのが分からないが…(笑)

この、カレーの写真をFacebookに掲載したところ、友人から海華楼のとろっとしたカレーも美味い…との書き込みが…。
確かに、海華楼はほかにも美味いものが多く(私のおすすめは五目焼きそば玉子焼き乗せ)目が行かなかったが、確かにメニューで見た…。

ってことで、海華楼のテイクアウト専門店・内山下店へ行き、購入。
ここの店、以前も何回か利用したことがあるのだが…店の中に入るとちょっと酸っぱいにおいが…(ちょっとこれはキツイな〜)。
それはさて置き、ここのカレー、黄色です!
この、黄色が中華カレーの基本色(私が勝手に決めました)。
そして、中華鍋で炒めたタマネギや豚肉などをカレー粉などで味付けしとろみを付けてある。
まさに、私が幼少期に食べた中華カレー。
このカレーの味が、SBとかのカレー粉(あの、丸い筒の缶に入ったやつ)の味がして懐かしい感いっぱい。
やっぱ、海華楼の中華は私にとってはソウルフードなのかも。

久々に京都の旅5

叔母に見送られながらバスで2停留所北の茶道資料館へ。
現在、肥後松井家の名品「武家と茶」を開催中。
肥後松井家っちゅうもんが何なのか全く知らずに…特に興味も無いわい…な〜んて行ったはイイが、これが凄いの何のって…。。。
松井家は戦国時代、初代康之が細川幽斎に仕え武勲をたて、細川家の筆頭家老になり、その後、細川忠利が肥後熊本藩主に封ぜられた後、八代の地に三万石を与えられて城主となった…とか。
っでもって、将軍家からも采地の安堵を受け、将軍への御目見も許された…ってことは大名並みの扱い…。
お茶道具が凄いのなんの…。
一番目に付いたのが茶壺。
家臣に取り立てようとした豊臣秀吉に、康之が細川家への忠義を理由にそれを固持、このことを潔しとした秀吉が褒美として贈った茶壺とか…。
しかも、この茶壺、戦時に持ち運ぶため、槍の柄で突いて割り、その後漆で継いだというから、いかに松井家がこの壷を大事にしていたかがわかる。


っで、お茶道具だけでなく、残っている文書の数々が凄い! 
千利休や細川幽斎、豊臣秀吉、古田織部………。
茶会記も残っていて、それを見るだけでも楽しめる。


最後に呈茶。
今回はリチャード・ミルグリムさんのお茶碗。
とって飲みやすい。
ちょいと、彼の作品に興味を持つ…(いかんいかん…)。


本当は相国寺承天閣美術館で同時開催の「武家と能」も見に行きたかったのだが…こちらは諦め、一路北村美術館へ。 

2011年12月2日金曜日

ちょいと大阪 3

私の選ぶ大阪土産…絹笠の「とん蝶」。
もち米に白蒸しに大豆、刻み塩昆布を合わせ、彩りに小梅を添えたもので、3角形になっている。
これが美味いんだけど、なんと限定商品の黒豆入りってのが…「限定」という言葉に弱い私は、ふらふらっと買ってしまった。
っで色合いは赤飯のよう…っで、味はちょっと豆が柔らかく、甘い感じ。
どことなく特別感も(笑)
糯米のモチモチ感、刻んだ昆布の塩加減、そして小梅…。
大阪に行った時は是非、お試しを…!

2011年12月1日木曜日

久々に京都の旅4

続いて…茶道資料館に行く…と思いきや…樂美術館の近所に叔父と叔母がおり、二人に会いに。
っで、来訪をとっても喜んでくれた叔父叔母が近くの創作料理店でお昼をごちそうしてくれることに…。
樂美術館のすぐ北にある懐石「一富久庵」でランチ。
「分かっていたら、もっと良いとこ予約したのに」って残念そうな叔父。
でも、ここも結構お高そう。
ちょいとオシャレな瓢箪形の器にご飯、炊いた野菜、香のものが入っている。

さらに、刺身、アツアツの天ぷら…。
本当にごちそうさまでした。

っで、叔父、叔母の家には結構お茶道具があったりして…。
それも見せていただき大満足。

久々に京都の旅3

京都の二日目は自由行動(笑)
とにかく行きたい場所が3カ所。
樂美術館、茶道資料館、北村美術館。
市バスと市営地下鉄の一日乗車券を1200円で購入し、いざ樂美術館へ。
今回は「樂と永樂そして仁清」って特別展を開催中。
仁清の「色絵鱗波文茶碗」とは去年の林原美術館以来…1年ちょっと振り。
まずは「お久しぶりね」と挨拶(笑)
黒樂茶碗 銘面影 初代 長次郎作と黒樂茶碗 銘須磨 三代 樂 道入作。
同じ黒茶碗でもこれほどまでに違うのか…と思わせる作風の違い。
また、永樂保全作 色絵日の出鶴茶碗は初めて見たのだが、写真とはエライ違いで…。
もっと、きんきら華やかかと思いきや…意外と重厚。
仁清作 色絵鱗文茶碗は計算され尽くしたデザイン性が…。
様々な作品を見ていくと、「侘」と「雅」相反するものと思いきや…目指すものは意外と同じような…。
いや〜来て良かったよ〜!

2011年11月28日月曜日

久々に京都の旅2

会議後の食事会は京都新聞から歩いて5〜10分ほどにある、創作料理の店「佳久」ってところ。
非常に京都っぽい風情のあるお店。
っで、料理は…以下の写真の通り。
中でも写真2番目の「海老芋と秋野菜の白味噌仕立て」が美味しかった。
白味噌って味付けとしては難しいと思うけど…ちょっぴり、母の実家のおばーちゃんが作ってくれた雑煮の味を思い出してしまった。
やっぱ、京都やね〜と思わせる、料理の数々に大満足。

ちょいと大阪 2

大阪行きのもう一つの目的が…Lamp & Sound Exhibitionっていうギャラリー展に出品している備前焼作家の木村英昭さんと武用崇さんの作品を見に行くこと。
木村さんは私にとってバリバリのお茶の兄弟子(笑)
その絡みで、武用さんとも知り合いに。
今回はスピーカーづくりに初挑戦って事だったので、どんな物ができたのやら…と興味津々。
ところが、家を出る時に案内状を忘れる失態。
記憶にあったのは谷町筋近くで同筋東側にローソン…だけって中、本町方面からテクテク歩いて汗だくに……………あっ!見ぃ〜つけた!
っと…ギャラリーの東側に「一茶菴」って書いてある間口の狭い門が…あれ?これって、大学の博物館実習の一環でお茶を習いに行った所では…確か煎茶の家元で故末長教授を始めとする文人が集ったとか…。
そのご縁で一日茶道体験を。
煎茶の他、濃い茶、薄茶を一日で体験したことが、25年経って茶道に入り込むきっかけに。

それはさておき、会場のCENTENNIALってギャラリーはとっても可愛らしいギャラリー。
入り口なんて狭くて…巨漢の武用さんなんて入れないのでは…と心配するほど(笑)
っで、兄弟子のスピーカーはといえば、「吊りスピーカー」ながら、重いので和太鼓か大砲の台座のような木の台に鎮座。
可愛らしい店のオネーさんが「どーぞ、気に入ったスピーカーがあれば鳴らしてみますよ」って行ってくれたので、「是非、吊りスピーカーを」とおねだり。
CDを鳴らしてもらったのだが…ぼんやりした音で今ひとつしっくり来ない…ひょっとして、このスピーカー…サクスとか、トランペットを鳴らしたら…と思い、my iPod touchの中にあるKey WestのLive at MubeやKenny DorhamのQuiet Kennyなんぞを鳴らしてみると…ドンピシャ!
鼻詰まりの音で管の音が「泣く、泣く!」
とにかく渋い。
ミョーにアナログな音に不思議と感激。

2011年11月27日日曜日

ちょいと大阪 1

朝起きたら大阪に行きたくなった…ってことで、大阪へ。
って安易すぎない…って言われそうだが…何時もこんな感じ。
っで、実は、湯木美術館で開催中の「茶道具の琳派」って特別展に行きたかったもので…それがずーっと心の中にあったのかもしれない(笑)
目指すは平野町…この日は大阪市長選、府知事選の投票日だったのに、大阪に着いて気付く。
日曜日の淀屋橋〜本町界隈はそれでなくても飲食店が閉まっているのに…この日はいつも以上に開いている店がない…不気味な静けさの中、更に静かな美術館へ。
今回は琳派にスポットを当てているのだが、琳派の意匠ってのは本当に面白い。
それが茶道具の中に取り入れられると…尚のこと面白い。
「色絵藪柑子絵茶碗」ってのがとても可愛くて…サイズも手にすっぽり収まりそうな可愛さなのだが…くにゃっと歪んでいるところが、またカワイイ!
っでちっちゃな赤い実をつけた藪柑子がこれまた可愛く描かれている…眞葛長造作の茶碗。
茶碗全体も淡雪のような…ふかっとした白っぽさで…ちょっと見、クリスマス…って感じも(笑)
っで、展示室入り口には、今回展示されている器に料理が盛りつけられていて…器と料理の織りなす「美」ってのも感じることができ、器を見ながら料理を想像したりして…う〜ん、奥深いわ〜。

っで、湯木美術館を出たのが13時過ぎだったので、どこかで昼でも…って、実は以前から目を付けていた店が…。
地下鉄淀屋橋駅一番南側から出てすぐに芝川ビルという古〜い建物があって、ここの地下にベトナム料理店が…。
湯木美術館に通うようになってからず〜っと気になっていた店で、意を決して突入!
店の名は「Restaurant RIVE GAUCHE (レストラン リヴ・ゴーシュと読むらしい)」
店構えがビルの古めかしさに合わせてちょいとイイ感じなのだが…ランチメニューは比較的安く…意外な感じ。
っで、ランチメニューの中から「カリー・ガー セット+ミニ フォー」ってのをオーダー。
チキンのココナッツカリー とちっちゃなフォー(ヴェトナムうどん…って書いてあるのが笑えた)それにサラダ、食後のお茶がセットで1200円は安い!
薄暗い店内はほとんどが女性同士かカップルさん。
お一人様は私含めあと1人…。
ちょっと肩身の狭さを感じながら…カリーとヴェトナムうどん(笑)を食べる。
っで、カリーが美味い!
マイルドなココナッツミルクベースながらとってもスパイシー…。
さらに、付け合わせにダイコンとニンジンのせん切りの酢の物。
パクチーたっぷりで苦手な人は…(来ないかぁ)。
っで、さらに驚きはフォーの麺の美味いこと!
モチモチ食感でそれでいてコシもある。
あっさりしているものの、鶏の出汁の味がしっかりしている。
麺とスープがイイ感じで絡み、レモン、種唐辛子などの薬味をたっぷり利かせると、さらに深まる!
こりゃ、今度はフォーをメインで…って。
イイとこ見ぃつけ!っと。 

お稽古後の夜ごはん

お茶のお稽古の後って結構遅くなるので食べるものを選ぶ…その上、人間ドックでエラい結果だったので、気を使う気を使う(笑)
っで、この日は隠れ家で夜ご飯。
飲み客に混じってのご飯客ってことで小さくなっていただく(笑)
この日はサワラのイイのが入っていたので、お造り。
炊いたタコ。
炊いたこんにゃく。
白菜とかが入った潮汁…ご飯も少なめで軽い感じの食事。
FBにアップしたら、高校の同級生の肝臓先生から「これなら安心」とコメントをいただく。
食事に気を使う今日この頃…まっ、しゃーないかぁ。

2011年11月26日土曜日

雨の竹明庵茶会

先日、林原美術館で開催された「竹明庵茶会」に参加させていただいた。
昨年に続き2回目の参加。
昨年は、良い天気だったが、今回は雨…ってことで、お客さんの出足も今ひとつ。
ってことで、「正客」のピンチも一瞬あったが、とても素敵な紳士が一人いらっしゃって、正客を受けてくれたことで、一件落着(笑)
私は次客でのんびりさせていただく。
昨年の展示物の目玉は徳川吉宗の「鷹図」だったが、今年は池田宗政が7歳の時に描いた「鳩図」。
宗政と言えば、画人大名・池田継政の子…ってことで、蛙の子は蛙と思わせるような…7歳の子どもが描いたとは思えないような「鳩」が…。
ちょっと、鳩サブレに似ているが、その絵の脇に継政が宗政7歳時に描いた旨をメモ書きしてあり、さらにその絵を軸装してしまう…親ばか振り。
殿様に「どや?うちの子。上手いもんやろ〜?」と聞かれて、家臣もおーじょーしたことやろう(笑)
いつの世も、親ばかってのはあるもんだ…と感心しきり(笑)

雨の茶会と言うことで、茶室の中はそれなりに暗い。
しかし、その暗さがまたイイ。
茶器の時代高台寺蒔絵の沈んだような金色…おお!ここに谷崎潤一郎の陰影礼賛の世界が!と思わせる。
さらに、伊賀の水指「重ね餅」が薄暗い畳の上で重々しく鎮座。

雨の音もなかなかイイ感じ。
釜の煮える音と雨の音…火と水の醸し出す情緒に酔いしれるひととき…。
熊倉館長の説明+お正客の方のイイ質問…次客の気楽さ…贅沢な時間を過ごさせていただき大満足。
雨の中、準備に手間取り、開催時間が少し遅れたとか…特に早朝からの雨はかなりのものだったので、準備していただいた方々の苦労はいかばかりか…。
本当にありがたい機会を得ることができ…贅沢だな〜。