2011年8月4日木曜日

潜水服は蝶の夢を見る

何を思ったか、フランス映画「潜水服は蝶の夢を見る」(のDVD)を見た。
実在したフランス版ELLE誌の名編集長ジャン=ドミニク・ボビーの自伝。
42歳の時、突然、脳梗塞で倒れ、意識は元のままなのに、身体的自由を全て奪われた状態・ロックト・インシンドローム(閉じ込め症候群)になる。
唯一動く左目の瞬きの合図でスペルを綴るという会話方法で書き上げた自伝の映画版。
あまり重たい映画は性に合わないと敬遠している方だが…私が愛読しているコミックの一つ「Fantasium」の中に言語聴覚士ってのが出てきて、そこにこの映画が紹介されていた…ってことで思わずレンタル。
いきなり、ジャン=ドミニク・ボビーが意識を取り戻し目を開けるところから始まる。
しかも、ジャン=ドミニク・ボビーの目を通して…。
っで、病気についての説明…ここらで、おいら、息苦しくなる。
おいらは閉所恐怖症でして…ジャン=ドミニク・ボビーのように身体的自由を奪われるってことが超辛い。
それを考えただけでもパニックになる…ってほど。
我ながらよく見続けたな〜ってぐらい、自分の息苦しさを超えてストーリーに引き込まれてしまった。
物語の中には3人の子供のこと、その子供の母親(妻ではない)、愛人、90歳を超えた父、さらにジャン=ドミニク・ボビーを支える言語聴覚士や理学療法士、物語を書き留めていった女性…と様々な人たちの話…一つ一つが自分の心に引っかかるというか…。。。
ジャン=ドミニク・ボビーの今と過去の記憶が重なり合いながら…自分にも置き換えながら…何にも考えなくなってしまった脳をフル回転させ、老いてゆくことや家族、病気などに思いや考えを巡らせてしまった…。

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