2012年5月7日月曜日

「探さないでください」の旅 その6

阪急京都線に乗って、京都へ。
まずは、今宮神社に参拝(恒例です)。
っで、続いてあぶりもちを食べる。
かざりやは以前トラブったので、今回は「一和」(写真右)へ。
こちらは創業が長保2年ってことだから西暦にすれば1000年…それだけで凄い!
まー恐ろしい歴史の店。
アルバイトの大学生が一生懸命に走り回っている姿を眺めながら、出来たてのあぶりもちをいただく。
気持ちかざりやよりあっさり目か(気のせいかも)。
誰もいなければ、皿に残った味噌までぺろぺろしたくなるほど美味い。
味噌と、もちの焦げ目の味が合わさると最高!
ってことで満足して、茶道資料館へ。
現在、「四季の画賛と待合のしつらえ」って春季展を開催中。
茶の湯においては、掛物の分類として賛のある絵を「画賛」「画賛物」と呼ぶそうで、難しい内容のものから余り堅苦しくないものまで(この堅苦しき無いのが面白い!)ずらり。
文字を読むのに結構難儀しながら…ウイットに富んだ内容の物を中心に楽しむ。
圓能斎筆のやじろべい画賛は「身おかるく心すなをにもつ人ハ あふなそうても あふなくもなし」とあり、また、仙涯筆の吉野花見画賛は「吉のでも 花の下より 鼻のした」と…。
画とともにとても楽しめる。
っで一通り見た後の楽しみがお呈茶。
「池塘春草生」(池塘を鵬雲斎大宗匠、春草生を臨済宗妙心寺673世谷耕月管長が書いたとか…)の軸を見ながらお菓子(桜餅…長命寺の方)とお茶を楽しむ。
ふ〜って一息つけるひととき。
さー続いては、野村美術館へGO!

0 件のコメント:

コメントを投稿