2012年8月30日木曜日

京都美術館巡り(2)

堂本印象美術館の後は、美術館前からバスに乗って茶道資料館へ。
現在、「夏季特別展 京三条せともの屋町」を開催中。
へうげものにあやかったわけではないのだろうが…ちょうどそのくらいの時代に三条界隈に「せともの屋」が集中していたってことが、平成元年、京都三条通の中之町から、織部や志野を中心とした美濃、そして信楽・伊賀・備前などの桃山陶器大量に出土したことで判明。
またその後の研究で、三条界隈に「せともの屋」が集中していたことが明らかになってきたとか…。
っで、桃山時代から江戸初期にかけての京都のやきもの屋の様子を展示してある。
それにしてもあるわあるわ!
織部、志野、備前、美濃、信楽、伊賀…そこここに歪んだり曲がったりした焼き物が…。
やっぱ、へうげものの世界だわ〜。
っで、茶道資料館と同時に、歩いて1500歩ほどの所にある京都市考古資料館には、発掘された焼き物が展示されているってことで、こちらにも。
古い建物の一角にドサッと展示されている焼き物。
歪んだ茶碗が、まーありがたみが無いぐらいたくさん。


これらが土の下に埋もれずに全部きれいなまま残っていたとしたら…えらいことになっていたんやな〜(もちろん、焼き物の価値っていうか価格にも影響してたのだろうし…)って。
流石京都…っていうか…掘ればふつーにこのような物が出てくるという京都の奥深さに改めてビックリ。

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