2012年3月23日金曜日

夜のal bacio

ランチではすっかりお馴染み。
イタリアンのal bacioに夜行ってみた。
っというのも、ランチの時「愛媛産の真鯛と白菜のオイル仕立てのパスタ 柚の香りで…」とやらいうパスタを食べ、超感動。
夜も食べてみたい…とムズムズ。
必殺試食人のHちゃんとともにディナーに。
っで、とりあえず、夜は初心者ってこともあり、シェフお任せのコースで。
飲み物は車ってこともあり、ノンアルコールをセレクト。
とは言っても、鏡川ジンジャエール01 プレミアムという初めて聞くジンジャエール。
原料は全て鏡川上流の高知市土佐山地域産。農薬と化学肥料を一切使っていない有機JAS認証ショウガ,砂糖,ユズ果汁,赤唐辛子と鏡川源流域の水を使用とか…。
飲み口は超辛口。
ショウガの風味と唐辛子の辛みが口から喉へ広がる。
っで、料理だが、まず、ランチでもお馴染みレンズ豆のスープでスタート。
ちょっと酸味のあるベースのトマトにチーズの風味がピッタリ。
さらに、レンズ豆がふくよかな炊き具合で…。
その後、鴨のローストと三蔵農林のデカイマッシュルームなどがフレッシュな野菜とともに…。
っで、バルサミコがかかっているようなのだが、淡い味わいで、癖がない。レアにローストされた鴨の味もあっさりと上品。
歯応えも楽しめるマッシュルームは、香りが口の中でフワッと広がる。
っでもって、揚げたクルミか?サク、カリといいアクセントに。
このあたりですでに「やるな!」って感じに。
っで、続いは「自家製オレキエッテ 島根県宍道湖産白魚と自家菜園のブロッコリー」とやら。
オレキエッテとは小さい耳という意味とか…。
こいつが、美味い。
ちょっともちっとした歯応えがあり、さらに、白魚、ブロッコリー、チーズ…とあっさりと仕上げられ、白魚の風味も引き立ち…これはと思わせる一品。
っで、さらに、ホロホロ鳥のロースト。
皮目パリっと、中ジューシー(これ鶏料理の基本)は当然だが、これも薄味系でホロホロ鳥の味がじわ〜っと出てイイ!。
っで、ホロホロ鳥ってキジ科だったと思うが、野性的な味ではなく、とても丸くて洗練された旨味。
アスパラと一緒に食べると…う〜ん、春って感じに。
っで、最後はドルチェ。
デコポンのバニラアイス添え…だが、さらに一工夫。
コリアンダー風味が加わっている!
最初、全然イメージができなかったのだが…一口食べて大納得!
デコポンの酸味と甘さが舌に広がった後、コリアンダーの風味が口の中でじわ〜っと広がる、そして最後にまたデコポンの香りが…と、次から次へと味が口の中で変化していく。
まるで、打ち上げ花火の色が何色にも変わるように…。
さらに、バニラアイスを加えるとその味わいは更に深さを増す。
なかなか、奥の深さを見せてくれたal bacio。
全体的に素材を生かすべく薄味ながら、手の掛けようはかなりのもの…。
恐るべし!


ちなみに、写真は「最近写真が上手になってきた」とおっしゃるHちゃんの撮影!

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