2012年10月16日火曜日

大阪美術館爆走ツアー(1)

正木美術館(大阪府泉北郡忠岡町)で開催中の秋季特別展「利休参上」を見に行った。
重要文化財の千利休図が出ているってことで…。

大阪には大学、大阪支社時代にいたが、不勉強なことに、忠岡町も正木美術館も知らなかった。
っで、地図で調べたところ… https://maps.google.co.jp/maps?oe=utf-8&hl=ja&client=firefox-a&ie=UTF-8&q=%E6%AD%A3%E6%9C%A8%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8&fb=1&gl=jp&hq=%E6%AD%A3%E6%9C%A8%E7%BE%8E%E8%A1%93%E9%A4%A8&cid=0,0,2443225715047929583&ei=-AebUP28M-rYmAXx5IGgDQ&ved=0CIUBEPwSMAA
泉大津と岸和田に挟まれたちいさなちいさな町にある美術館。
っで、忠岡町を調べてみると…面積で日本一小さい町とか。

それはさて置き…どーやって行こう…新幹線で行くと岡山−新大阪−難波−忠岡と乗り換え多いぞ!
ってことでもっとシンプルに…と考えた挙げ句…高速バス利用だ!ってことに。
これだと岡山−難波−忠岡と乗り換えは1度。
さらに、車中睡眠が…。。。
ってことで、よー寝た〜。車中グダグダで南海のなんばへ。
っで、久し振りに南海電車に乗って…来たことの無い町忠岡へ降り立つ。
なーんも無い。どないしょ…って感じの駅前。
正木美術館の矢印を頼りに歩く。
すると何だか賑やかな掲示板が…。
そー、この忠岡町、岸和田の隣にあるってこともあり、岸和田に負けずだんじり祭りが盛んなのだ〜。
私が行った日の前の週にその祭りが行われていて、その時の寄付をした人・会社への「御礼」の紙が張り出されていたのだ。
まー、なんだかんだしながら、歩くこと10分ちょいで正木美術館に。
いきなりガードマンに「どうぞ」って促され館内に。
開館直後で、どーも私が一番客(笑)
っで、入ってすぐに「建盞天目茶碗」と「玳皮釉双鳳文天目茶碗」、そして大名物の「唐物肩衝茶入 銘 有明」が並んで展示されている。
それだけでかなり圧力を感じる(笑)
っでその展示場所を直角に曲がったところに今回の目玉・千利休図が。
長谷川等伯筆と伝えられ、大徳寺の古渓宗陳賛。
利休62歳の頃の姿を描いたとされ、利休存命中の肖像画で現存する物はこれ1点とか。
結構、ごつい体というか、いかついオッサン風に描かれた姿。
そう言えば、へうげものでも大男に描かれていたよな〜と…。
利休図の下には茶碗がズラリ。
蕎麦茶碗 銘 雛鶴、堅手茶碗 銘 浜千鳥、釘彫伊羅保茶碗、熊川茶碗 銘 たちばな…と16〜17世紀の朝鮮の茶碗から、長次郎の黒楽茶碗 銘 両国、道入の黒楽茶碗 銘 散聖、同赤楽茶碗 銘 武蔵野…と見応えのある物ばかり。
っで、更に次の展示ケースには茶入と棗。
中興名物の瀬戸真中古茶入 銘 狭筵、瓢形茶入(利休在判)←見た目可愛らしい!、金輪寺茶器(春慶作)←美しい!、さらに豪華な浜千鳥松蒔絵平棗…といや〜どうしましょうって感じ。
続いて茶杓は…利休作はもちろん、山上宗二、小堀遠州、細川三斎…と一見の価値ありというか比べて見ると面白い。
っで、そのほか、水指、香合、釜、花入などなど計75点を見るとお腹いっぱいって感じに。
続く…。。。

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