2010年9月30日木曜日

誰かのためにお茶を点てる…

きょうをもって退社する私の部署の後輩のために、朝、お茶を点てた。
現在の部署ができてから約1年半、彼女は、難儀な仕事をじっと粘り強くこなし、すっかり私の部署に無くてはならない存在に…。
結婚に伴う退職なので、祝ってあげなければならないのだが…、職場的には彼女がいなくなるのは本当に痛い。
彼女の退職が近づくにつれ、部署内のみんなの気持ちが落ち込んでいくのが分かるほど…。
でも、彼女のために何か…って考えていたときに思いついたのが、お茶。
人のためにお茶を点てるってことは無かったのだが、まーこれも経験…と思い切って後輩女子を誘う。

会社のオフィスの中なので凝ったことはできないので、盆略で…ってことで。

お湯は電気ポットでいいか~なんてしながら…前の日に一揃えのお道具を運び込み、当日いつもより1時間早め(始業2時間前)に出社。お茶を篩にかけ、棗に…これまで彼女にお世話になった1年半を振り返りながら準備。お菓子は事前に買い置いていたみづゑの「せせらぎ」(実は私の好物で…)。そしてお茶碗は…お茶碗として向かないと思ったが、形がとっても優しく気軽に普段使いの中でお茶が楽しめればって思い…例の木村英昭さんのカップ(ボウル)を使う。

程なく、今朝の主賓登場。

ポチポチお茶を点てる。

他愛もないことや仕事の引継ぎの件…などなど話しながら…。
でも、あまり語ると寂しくなるばかりなので…できるだけ言葉少なに。

このお茶に込めた私のお礼の気持ち…伝わったかな~?
とても思慮深い女性なのでたぶん………。

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