滴翠、香雪と兵庫方面を巡った後、この日最後に訪問した美術館が「大阪市立東洋陶磁美術館」。
開館30周年記念企画展「国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗‐伝世の名品-」を開催していたので…。
開館30周年かぁ〜。
美術館ができたのが1982年だから…私が大学のころ。
っで、博物館学とか実習をしていたころには休みの日によく出かけていたものだ。
当時としては珍しい、自然の採光による展示が一部行われていて、その展示方法に関心していたのが記憶にある。
私にとっては、ほんま懐かしい美術館の一つだ。
っで、この国宝2点。
ほんま、すばらしいの一言に尽きる。
飛青磁花生は青磁の地の色はもちろん器表に散らされた鉄斑の散らし具合が何とも言えない趣を醸し出している。
ただただ、そこにあるだけで美しいと感じさせる上品な一品。
っで、もう一つの国宝・油滴天目茶碗は、「将軍が使うにふさわしい重宝」と言われるだけのことはある。
茶碗の内外には、重厚さと深い輝きを持つ金・銀・紺の斑文がびっしりと現れていて、趣深い華やかさだ。
先日藤田美術館で見た国宝・曜変天目茶碗の蠱惑的な瑠璃色の輝きとはまた違う華やかさにしばし見入ってしまう。
まー、はっきり言ってこれで十分お腹いっぱいごちそうさまの状態なのだが、常設展示もぐるり見て回る。
若い頃、何とも言えない美しい曲線を持った姿に魅了されて、この美術館に通った青磁の梅瓶の数々を見ていると、若い頃の思い出が…。
美術館とともに私も30年前にタイムトリップ。
(つづく)
開館30周年記念企画展「国宝 飛青磁花生と国宝 油滴天目茶碗‐伝世の名品-」を開催していたので…。
開館30周年かぁ〜。
美術館ができたのが1982年だから…私が大学のころ。
っで、博物館学とか実習をしていたころには休みの日によく出かけていたものだ。
当時としては珍しい、自然の採光による展示が一部行われていて、その展示方法に関心していたのが記憶にある。
私にとっては、ほんま懐かしい美術館の一つだ。
っで、この国宝2点。
ほんま、すばらしいの一言に尽きる。
飛青磁花生は青磁の地の色はもちろん器表に散らされた鉄斑の散らし具合が何とも言えない趣を醸し出している。
ただただ、そこにあるだけで美しいと感じさせる上品な一品。
っで、もう一つの国宝・油滴天目茶碗は、「将軍が使うにふさわしい重宝」と言われるだけのことはある。
茶碗の内外には、重厚さと深い輝きを持つ金・銀・紺の斑文がびっしりと現れていて、趣深い華やかさだ。
先日藤田美術館で見た国宝・曜変天目茶碗の蠱惑的な瑠璃色の輝きとはまた違う華やかさにしばし見入ってしまう。
まー、はっきり言ってこれで十分お腹いっぱいごちそうさまの状態なのだが、常設展示もぐるり見て回る。
若い頃、何とも言えない美しい曲線を持った姿に魅了されて、この美術館に通った青磁の梅瓶の数々を見ていると、若い頃の思い出が…。
美術館とともに私も30年前にタイムトリップ。
(つづく)