仕事の関係で高梁市成羽美術館へ。
岡山から地道を通って約1時間10分。
山々が美しく紅葉している高梁へ。
同美術館では現在、「備中漆の美−復興と現在−」を開催中。
かつてダム建設で漆の木が失われ、途絶えかけていた備中漆。
社団法人林原共済会と財団法人岡山県郷土文化財団によって復興。
その成果とこれまでの名工の作品が展観されている。
難波仁斎の描蒟醤に描かれた細かな模様の美しさ。
大野昭和斎の木の特製や木目の形を狙って作ったとしか思えない名人芸。
これまであまり漆芸に興味がなかったが、今回の展示で奥深さを見せられ…一気に興味が…。
っで、313号を井原へ。
井原市の田中美術館では特別展「岡倉天心と日本彫刻会」−日本木彫の「伝統」と「革新」−を開催中。
こちらも見応え十分。
岡倉天心の日本彫刻育成というこれまであまり光の当たらなかった部分を取り上げたもので、会員の消息が分からなくなったり、作品が散逸した「日本彫刻会」の作家25名、作品62点を集めた関係者の努力に頭が下がる思いだ。
作品の数々を見る中で、平櫛田中の彫刻界での偉大な功績と岡倉天心への敬意の念大きさを改めて感じた。
あっと気が付くと15時前。
まだ、昼飯食べてないってことで、井原から車で笠岡へ。
ここで笠岡ラーメンを食べようって魂胆(笑)
井原から笠岡に行く途中には「とんぺい」という有名店があるが…取り合えず今回は「おっつぁん」に。
わたしゃここのトッピングの鶏を醤油で煮た(要は叉焼代わりのもの)のが大好きで…。
思わず大盛りを頼む。
以前は並が500円だったと思ったが、600円にちょいと値上がり。
大盛りも720円。
比較的明るい色をしたスープは鶏ベースか。あっさりめで飲みやすい。
結構ボリュームのある大盛りだったが、一気に胃の中へ。
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