2010年11月15日月曜日

2泊3日 京都ミュージアム弾丸ツアー (2)

堀川通を10分ちょっと北へ行くと、裏千家茶道資料館が…。
今年、2月に行って以来。
今回は秋季特別展「東京国立博物館蔵 広田不孤斎コレクション 茶の湯の名品」が開かれていた。
広田不孤斎は古美術商店「壺中居」設立者の一人。隠居後、茶の湯に親しんでいたということでコレクションには墨跡や古筆、水指、茶碗、茶杓、棗、懐石道具と名品ぞろい。そのコレクションには氏の鋭い鑑識眼が感じられる…とか。
とりあえず、これは期待できる…と入館。
「大井戸茶碗 佐野井戸」「黒楽茶碗 銘末広 長次郎」など見応えある茶碗類や無準師範筆 禅院牌字断簡「湯」…いや〜有る有る…。。。
見応えがあるある。
さらに、呈茶。
茶碗は細川護煕さん作。失礼を顧みず写真を一枚(笑)
細川護煕って、やっぱイイものばかり見て育ったんだろーな〜。そういう人だから、ご自身で作るものも外さないっていうか…イイものを作るっていうか…。
しっかり拝見させていただきました(笑)

名品とお菓子とお茶に癒されて、ちょっと振りが付いた。
この際だ〜と、茶道資料館の南側のお寺・慈受院で特別拝観していたのでこちらにも…。
足利義持の室・日野栄子を開山とする門跡尼院で、源氏物語にも登場する「藤壺女御」ゆかりの総持院の流れを併せ持ち、現在「薄雲御所」として知られるとか。
ここにもあるある。
寺の宝とされる「金光真言陀羅尼」。
聖武天皇の后・光明皇后の遺髪を横糸に用いて編んだ陀羅尼だとか「大織冠絵巻」とか。
あまり大きくはないものの、とても美しい庭も見応えあるある。
とてもスッキリした気分で、次の仕事へ向かえた。
とりあえず、初日はミュージアム2館と社寺が3。
続く

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