2010年11月16日火曜日

2泊3日 京都ミュージアム弾丸ツアー (5)

MIHO MUSEUMでお宝の数々に脳みそを打ちのめされクラクラしながら、また50分間、路線バスに揺られ、石山へ。
JRに乗り京都へと帰る。
ここで困った。
秋の観光シーズンの京都って半端じゃない数の観光客がやって来る。
ってことで、駅周辺のコインロッカー空き無しの状態。
地下鉄周辺、八条口…と探しまわって、やっと近鉄の八条口近くで1つ空きを見つける。
京都の秋を見つける旅なのに、コインロッカーの空きを見つけられずにおーじょーするとは…。シャレにもならんわ〜。

ま、それはさて置き、そそくさと大荷物をロッカーに入れ、市バスに乗って目指すは岡崎公園。
京都国立近代美術館で開催中の上村松園展に。
わ〜、入り口からすごい人。
美人画と言えば松園さんってことで…松園さんの初期から最晩年までの作品がずらり…。
和服で来館している人も多く…流石京都!って感じ。
初期の作品には10代のものも…って言っても、やっぱりそのころからすごいわ。
すべてに若い感覚はあるものの、絵自体は既に完成している感じが…。
それでも、歳を追うごとに、作風や眼差しに変化が見られ…楽しめる。
沢山の美人画に囲まれ、癒しのひと時。
もっと、人が少なかったら…なんて文句は言うまい。

上村松園展を堪能して、ほっと一息ついたのもつかの間、続いての美術館が目の前に!
京都会館西側にある細見美術館だ。
こちらでは、現在、「お江戸の琳派と狩野派ー板橋区立美術館×細見美術館ー」を開催中。
こちら美術館、地下にカフェがあったり、最上階にお茶席があったり…と、建物、併設施設も楽しめる。

 っと、そこで、前日会議でご一緒をした京都の方にばったり。
「MIHO行って、近美行って3つ目ですわ〜」って話すとびっくりされてしまった。

さてさて話をもどして、ここの美術館、さらに面白いのが、子ども向けに説明を工夫したり、「絵の中にいる弁慶、義経を探してみよう」…なんていうクイズがあったり…。
おじさんも思わず乗せられて弁慶と義経を探してしまった(笑)
さらに、ナイスなタイトルも…笑い転げてメモするのを忘れたが…確か「ロックな金剛さん」みたいなタイトルが…その上、解説部分に「蛇の腕輪は気持ち悪いよね…」なんて…学芸員さん! あんたは偉い!
私なんか、これ見ただけで、絶対次も細見美術館に行くぞ〜!って思うもん。
学芸員自身が楽しんでいるってのを感じられてイイ。
学芸員が楽しくないと、見てる人も楽しくないもんね。

っで、ここの美術館の建物も楽しい。
建物の真ん中に吹き抜けスペースがあるのだが…各階ごとの展示室を見終える度に一度その吹き抜け側のデッキに出てから、階段で次の階へ行く。
その度に、吹き抜け地下部分のイタリアンレストラン(カフェ)が見えるって寸法。
っで、最後は地階のミュージアムショップを抜け、カフェでお茶…。
今回は満席でお茶できなかったが…次回こそは…(この時点で、美術館側の策にはまっているのか?)

朝から夕方までかけて、3館を見回り大満足…ん???何か足りない…そーだ!昼食忘れてる…。
ってことで、17時過ぎから超遅い昼食を摂る(夕食でしょう!)。
特に、これって決めていなかったのだが…足はなぜか新京極の「かねよ」へ。
以前もお伝えしたが、私はここの「きんし丼」が大好き。
うな丼の上に分厚い卵焼き…それに肝吸いつけて…あ〜極楽。
さらに、今回は自分へのご褒美…と、上に!
いつもながら、硬めに炊いたご飯とタレの絡み具合が最高!
ちょいと贅沢な昼食(夕食やっちゅーに)で最高の気分に。

さて、今日のお宿は高槻。また、移動移動!
おっと、その前に、鳩居堂へ。
ちょこっと、お買い物。
鳩居堂から地下鉄駅に向かう途中の姉小路でちょっとした実験が…。
路側帯を蝋燭でライトアップ(これ、シャレみたい…ろそくたい、ろうそく…)。
おしゃれだね〜。

本日、美術館3館。
2日間計美術館5館、社寺3

ちなみに、夕食に考えていた某焼肉店はすごい列で…。今回はあきらめ、夕食は阪急高槻市駅前の商店街にあるマクドでダブルクオーターパウンダーセット(ポテトとコーラLで…)を食べた(笑)

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