2010年11月14日日曜日

2泊3日 京都ミュージアム弾丸ツアー (1)

11月12日京都出張に引っ掛けて、2泊3日の京都旅行へ行く。
ちょうど、無理にでも休みを取りたかったので…丁度いい機会かと…。
っで、まず必ず行きたい所をリストアップ。
必ず行きたい所は…樂美術館、上村松園展開催中の京都国立近代美術館、細見美術館、北村美術館。近美と細見以外は結構離れている。ってことで、場所を地図に落とし、計画を練った。他に、近くにないかな~って(笑)
ただ、主はミュージアムだが…食事もできるだけ考えたい…ってことで、それぞれの場所に合わせ、食事場所も考えた(笑)
初日は、仕事と仕事の合間(11時~14時)に樂美術館へ行きたかったので…堀川通に沿って計画した。結構短い時間だったので、樂美術館とどこか食事を…と考え、歩いて行ける範囲で…以前、夜、水炊きを食べてとっても美味しかった「鳥岩楼」で昼の親子丼に決定。
まずは、樂美術館へ。本当は、樂歴代の名品を…と思っていたのだが、現在は当代(十五代樂吉左衞門氏)の還暦を記念した特別展・襲名から個展「天問」までをやっていた。
私としては当代の良さが今ひとつ分からない…ってことで、「残念」な気持ちになったが…まーそれでも…って気持ちを立て直す。
もちろん千家十職の仕事としてのこれまでの樂家の仕事を感じる作品もあるのだが、一方で、造形を極めようとする作品…これが分かりにくい(笑)
確かに、じっくりと当代の作品を見るのは初めて。
まずは先入観を捨てて、すべてを受け入れて見てみると…結構、ビビッと来る作品も…。
でも、どこか満たされない気持ちを感じながら、美術館を後にした。

ここは気を取り直して…、堀川通を北へ。
すぐに、晴明神社が。
言わずと知れた陰陽師・安倍晴明を祀る神社。
ある意味パワースポットってことで、平日なのに修学旅行生風の子どもたちやおばさんたちが群れたいた。
とりあえず、一拝み。

俗っぽい目標の鳥岩楼へ急ぐ。
っと、途中にまたまた、神社が…。
ん?
何々…。
「首途八幡」? 首途とは「かどで」と読むらしい。
源義経が奥州へ門出した場所とか。
とりあえずここでも一拝み。

さて、いよいよ、鳥岩楼へ。
私が行き始めたころの鳥岩楼は、結構、知る人ぞ知るって感じだったが、いろいろなメディアで取り上げられてから、昼の親子丼が有名になって、結構な人気。
既に、おばさんグループなど15名ほどが先に来て親子丼を今か今かと待っていた。
席に案内され、お茶が来る…何か違和感が…。
とにかく、流れ作業のように客があしらわれて行く…観光客の人気スポットなら仕方が無いのだろうが…鳥岩楼の夜の顔を考えると…え??って感じに。
夜の水炊きの時は仲居さんが嫌っていうほど世話を焼いてくれたのに…なんか昼は投げやりって感じ。
まー、美味いものが食べられればイイか…って気分で親子丼を待つ。
先着のおばちゃんたちに親子丼がやって来る。
美味い美味いと大歓声。こちらの期待も高まる。
そこから待つこと10分。遂においらの所にも。
でも、ちょっと待てよ!!!
ちょっと、卵のとじ方モロモロした感じで、できすぎていません?
もっと、フワトロを考えていたのに…。
ここは再度気を取り直し、スープからいただく。
ここのスープは水炊きのスープと同じ。
ん? ちょっと薄い。
水炊きスープこんな味じゃなかったような…。
でも、親子丼は………??? あれ? やっぱりモロモロ卵。
その上、辛いし。
沢山の親子丼さばくから、火加減とか出来上がりから、客の所に持って行くまでの塩梅を忘れてるの? って言いたくなるほど。
確かに、鶏肉は柔らかくこれは美味かった。
でも、相方の卵が残念では…。
また、満たされないままの気持ちで、堀川通へ出る。
そこで、考えた、そうだ! 裏千家の茶道資料館へ行こう!
ここならきっと今まで満たされなかった私の気持ちを思い切り満たしてくれるだろう…と。
続く

0 件のコメント:

コメントを投稿