9月末に岡山に御目見得したトルコ料理店「アリババ」でディナー。
1週間前にランチで偵察していて、結構美味かったので、今度は夜に飯友と。飯友はトルコに観光で行ったことがあるのに、団体旅行だったため、まともなトルコ料理を食べることなく帰国した…って、哀しい過去を持つ(笑)
とにかく美味しそうなものを…ってことで、まずは、ピザ、スープから。
初めてのトルコ料理…分からなければシェフに聞け!
シェフお勧めのピザは「牛挽肉と半熟卵の舟形ピザ」
そして、スープは「赤レンズ豆のスープ」。
さらに、飲み物は「トルコの紅茶」。
一見何の変哲も無い紅茶だが…茶の淹れ方がちょいと違う。
まず、ティーポットっていうか薬缶っていうか…。
2段になっているのが特徴で、上のポットに茶葉を、下にはお湯を入れ、茶葉ひたひたになるくらいまで湯を入れて、2段ポットを火に掛ける。
すると、お湯が沸いている間に、茶葉が蒸らされるって寸法。
茶葉を蒸した後、湯を加え、好みの濃さにしてグラスに注ぐ…ってのがトルコの紅茶の淹れ方。
味はマイルド。
ピザは、どことなくラザニア風の牛挽肉。
もっと脂っぽいかと思いきや、意外にあっさり。
生地はカリ+モチって感じで…流石、ヨーロッパとアジアの結節点って感じ。
赤レンズ豆のスープは結構量があり、こちらも比較的あっさり系。
さらに、前菜盛り合わせは「ヨーグルトのペースト」「辛い野菜のペースト」「茄子のペースト」「ひよこ豆のペースト」と、真ん中には「トルコのおにぎり」とか…。
それぞれに辛みや酸味、オリーブオイル風味…と特徴的な味で飽きさせない。
塩漬けにした葉っぱ(?)でくるんだ御飯は…ちょっと桜餅的(笑)
っで、お待ちかねのケバブ。
今回は、ラム、チキン、ビーフの3種盛りとつぼ焼きケバブのミックス。
3種盛りはタレに漬け込んだ肉串と鶏の手羽焼+トルコのパスタ入りのバターライス。
ちょいとニンニク風味だが、どれもあっさり。
トマト、ピーマンの彩りも鮮やか!
ゴロゴロ肉塊は牛と鶏。
焼きすぎずふかっと焼き上げている。
ラムはつくねで…ナイフで切ると肉汁が飛び散るほどジューシー。
そして、出てきた…火を纏ったまん丸い壺登場!
蒸し焼きにされた肉たち。
湯気を吐きながら、トマト系のソースがからみ皿の上に。
柔らかい…そしてこちらも素材を生かした薄味系。湯気を吐きながら、トマト系のソースがからみ皿の上に。
見た目は非常にガッツリなのに、あっさりでいくらでも食べられる。
こちらにもバターライスが。
さらに、シェフがパンをおまけしてくれた。
モチモチ生地のパンに肉汁やソースを付けて食べると…う〜ん最高!
こちらにもバターライスが。
さらに、シェフがパンをおまけしてくれた。
モチモチ生地のパンに肉汁やソースを付けて食べると…う〜ん最高!
ちょうど、最後に甘い物が欲しいな〜って思っていたところに、心憎いサービスで、お腹だけでなく心も大満足。
アジアでも無く、ヨーロッパでもなく…でも、その両方が適度にミックスされた味。
ちょいと新鮮な異文化体験ができるお店。
ちなみに2人で7800円(ピザ1000円、スープ350円、前菜盛り合わせ1200円、ケバブ2800円、つぼ焼ミックス1500円)。
なかなかこれだけの量を2人で平らげることはなさそうで…アルコール類を飲まなかった事もあるが、非常にリーズナブル。
あっ、お店には1歳のお子さんがちょろちょろ。
奥さんも子守をしています(シェフが説明しきれない所は奥さんが解説してくれます)。
岡山にいるトルコの方とおぼしき人も出入りが…。
このような雰囲気を嫌う方にはお勧めしません。
アリババ (トルコ料理 / 岡山駅、岡山駅前駅、西川緑道公園駅)
夜総合点★★★★☆ 4.0
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