2010年8月25日水曜日

久々…天神そば

店のご主人が亡くなって、一時「忌中」の紙が張り出されていた「天神そば」。
結構近所に住んでいながら、なかなかのぞくことの無い店だが、先日仕事で近くまで行ったのでのぞいてみた。
現在は14時半までの営業。
ぎりぎり営業時間内…これは入らねば…と自転車を停めていると、店の中からおばちゃんが。
おばちゃんに「入ってもいい?」って聞くと「暑いね〜。どうぞ」って。
店内に入ると…あれ? 何だかこざっぱりしている。
邪魔な棚や荷物が取り除かれ、カウンター周りもきれいに。椅子の色も明るくなったような…。
おっちゃん死んでから、気分一新したのかな〜。なんて考えながら、そばをオーダー。
若いころは10番(2つ玉)が当たり前だったが…以前来た時食べたらキツかったので、今回は3番(大盛り)に。もちろん唐辛子入で…。
カウンターの中では、おっちゃんの思い出話も…。
私も思わず回想モードに。
そういえば大学時分だったか、帰郷した際、久し振りに顔をのぞかせると、喜んだおっちゃんが、スープが美味いと飲み干した私に「もっと飲め」とでっかい柄杓でスープを丼に足した瞬間、勢い余って私にバシャ!っとかかってしまい、脂がクリーニングでも落ちなかったり(笑)、30年ほど前、私の顔を見るなり「あんたは辛いのが好きそうな顔じゃ。唐辛子を入れたそばにせられー」と言って、勝手に唐辛子入のそば(今となっては私の大好物なのだが…)を作ってしまったり…。おもろいおっちゃんやった。
まー、それはさて置き、おばちゃんのそばが出来上がる。
すべて以前と同じ。
そりゃそうーだろー。おっちゃんが不在の時はおばちゃんが作っていたのだから(笑)。
美味しい。
私の中のラーメンの原点だもの。
14時半までの営業は短いっていえば短いが、できるだけ今後も10年、20年営業して欲しいな〜。

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